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第2回環境研修を行いました

第2回環境研修を行いました
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makican
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持続的な循環型社会を自らの体験を通して学ぼうと16日、中学1年生165人を対象とする特別講座「第2回環境研修」を、本校で行いました。

この講座は教室で教科書を使う授業だけではなく、校舎のそばに広がる里山も教室にして環境を学ぶ取り組みで、中学1年生を対象に年2回実施し、今年で2年目です。

講師に和歌山大学システム工学部の養父志乃夫教授と、一級ビオトープ施工管理士の太田博之さんを迎え、ティーチャーアシスタントには、和歌山大学や大阪経済法科大学の学生、本校卒業生の里山支援チーム員らが参加してくださいました。

今回は校舎屋上に設置されているソーラーパネルの見学と、本校の里山から切り出したコナラのホダ木にシイタケの形成菌を植えつける実習でした。

生徒たちは養父教授と本校の澄川冬彦教諭の話を聞いた後、順に屋上と里山へ移動し、太陽の光を電気というエネルギーに換え、二酸化炭素を排出しない環境の重要性や、太陽光の強弱によって発電量も増減すること、そして、シイタケ菌は木の栄養を吸収して成長することなどを学びました。

養父教授は「エネルギーや食糧など、暮らしの中で循環していることを五感で学んでほしい」と語り、樹木が二酸化炭素を吸い込み、間伐することで里山が保たれ、その間伐材を使ってシイタケを栽培し、人が食する循環を感じ考える大切さを話してくださいました。