奈良県高等学校図書館研究会が主催する優良図書館見学会が行われました。

まず、竹内健吾司書が昨年９月に校舎を新しくした際に、図書館を校舎の中心に配置し、高校の教室からも中学の教室からも行きやすい場所にしたことや、進路指導室に隣接させ赤本などの大学入試問題も図書館に置くことで、利用者数が増えたことなどを報告しました。

続いて図書館内を移動しながら、図書館を普段利用する生徒の様子、本の種類や場所、約２万冊入る電動式の書庫、外の景色が一望できるテラス等詳しい説明が行われ、参加者にも大変興味を持っていただけた様子で、随所でカメラを構える姿が多数見受けられました。

見学後の質疑応答では、「年間の図書の購入費用は？」「図書館を利用した授業はありますか？」など、たくさんの質問をいただきました。参加者からは、「綺麗ですし、中学からも高校からも行ける図書館というのがうらやましい」「私語が認められているのは驚きましたし、様々な学年の生徒が交流できると思います。逆に本を静かに読めるキャレル室がちゃんとあるのも良いですね」との感想をいただきました。