９月12日、新校舎で初めてとなる第31回NG祭を開催しました。

　

　

公募の中から選ばれた今年のテーマは「花火」です。
当日は晴天に恵まれ、朝からたくさんの方にご来場いただきました。
入口の坂を登ると、まず来場者を迎えてくれるのは大階段に描かれた大きな看板です。
その横では模擬店の賑やかな呼び声か響き渡り、祭りの活気に引き込まれます。
校舎の内外の至る所には花火をイメージした飾り付けが施され、訪れた人たちの目を楽しませていました。

　

ほたる広場に作られた舞台では文化祭実行委員会によるオープニングイベントが行われ、ダンスや仮装、模擬店紹介等で文化祭を盛り上げます。各所に建てられた模擬店には常に行列ができ、暑い中汗を拭いながら調理する生徒たちの顔は笑顔であふれていました。

　

第一体育館では各クラスによる演劇やダンス＆ボーカル部によるダンスイベントが開催され、趣向を凝らした舞台を披露し、新校舎の大教室では室内楽部による演奏会と軽音楽部によるライブが行われ、立ち見が出るほどの超満員のなか、日ごろの練習の成果が披露されました。

　

教室はクラブ活動の発表や有志による研究発表が行われ、訪れた人たちは興味深そうに生徒の作品や研究の成果に見入っていました。各クラスで作られたお化け屋敷やゲーム小屋、日本家屋の再現など、新しい教室をフルに使って作られた展示も大賑わいで、中には入場が一時間待ちのものもあったようです。

　

最後のファイナル・イベントでは、思い出のスライドが流される中、思わず涙する生徒の姿もありました。高校二年生にとってはこれが最後のNG祭であり、中でも文化部に所属する生徒には引退を飾るイベントになります。各クラブでは引退する先輩に花束を贈る後輩の姿や、抱き合って成功を喜ぶ場面も見られました。

最後まで一致団結して文化祭を成功させた経験は、生徒達の絆を深め、忘れられない思い出となったようです。