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2013年度SPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)に採択されました!

  • 2013年度SPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)に採択されました!
  • 2013年度SPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)に採択されました!

奈良学園中学校では、中学理科における講座企画が2012年度に引き続き2013年度もSPPに採択されました。

SPPは平成18年度から独立行政法人科学技術振興機構が、「生徒の科学技術、理科、数学に関する興味・関心と知的探求心などを育成するとともに、進路意識の醸成および分厚い科学技術関連人材層の形成を目的として、大学など専門研究機関と連携することにより、科学技術、理科、数学に関する観察、実験、実習などの体験的・問題解決的な学習活動を実施する際の経費支援などを」して下さるものです。

奈良学園中学校では、従来の特別講座に加え、2013年度にご支援いただけるSPP企画講座で、普段体験できないような貴重な学びの場を活かし、生徒たちにとって有意義な理科学習の機会となりますよう実施へ向けて準備中です。講座内容は下記です。

講座名「デマや風評に惑わされず実験から放射線を正しく理解しよう!」
中学校に放射線学習が約30年ぶりに復活して3年目(中学新教育課程は理科は2011年度から先行実施)になります。

不幸にして福島原発事故が起こり、この間、学校で放射線の基礎を学ぶ前に、テレビニュースやネットにおいて玉石混淆の情報や専門用語を学校外で触れることが多くなりました。それらの中にはデマや風評なども含まれ、情報の取捨選択が大切になってきています。

そこで奈良学園中学校では、放射線のご専門家として京都大学と近畿大学から先生方に来ていただき、いろいろな実験を通して放射線の正しく理解し、生徒たちが研究交流している福島県立福島高校の先生方からも現状の福島のお話しを聞いて意見交換することで、本講座がデマや風評に惑わされずに生徒たちが正しく認識する力を養う機会になるようにと願って実施へ向けて準備を進めています。