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中学1年生を対象に第1回「環境研修」を行いました

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平成25年度第1回「環境研修」を行いました。同研修は持続的な循環型社会について、校地の里山で自らの体験を通して学ぼうという取り組みで、中学1年生と希望された保護者の方々を対象に実施し、今年で5年目を迎えました。本校卒業生による「里山支援チーム」もティーチングアドバイザーとして参加し、生徒たちに植物や生物のことを教え活動をサポートするなどして協力してくれました。

はじめに、「学ぼう 発見しよう 里山づくり」をテーマに、和歌山大学システム工学部の養父志乃夫教授に講演をしていただきました。地球温暖化により自然や生物の環境が変化し、農作物にも影響が出ていること、田んぼに住む生き物について、トキやコウノトリが再び住める環境作りに取り組んでいる事例などを紹介されました。そして、生物多様性の重要性を強調され、「バランスの良い開発が必要。今回の里山での体験を通して、循環型社会について考えてほしい」と語られました。

続いて、6グループに分かれ活動を開始しました。今年もホタルが舞った校内の水辺で、ホタルの餌となるカワニナを取って別の水流や棚田の周辺に移したり、土のうを整備して様々な生物が生息できる環境を作ったり、里山に新しいため池を作る作業をしたりするなどしました。保護者の方々には、再生させた棚田や学校林などを巡り、各グループの様子を見学していただきました。保護者の方々と一緒に参加してくれた小学2年生の女子児童は「お兄ちゃんが通っているので来ました。キノコやたくさんの虫を見つけました。森の中は風が吹くと気持ちよくて涼しかったです」と話していました。