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SSH第1回奈良学塾「里山の森を育てるクラブ」を開催

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平成25年度SSH事業・第1回奈良学塾「里山の森を育てるクラブ」を開催しました。奈良県が取り組む「山と森林の月間」のイベントの一つとして行い、校地の里山で昆虫採集を行い、昆虫の名前と特徴を確認しながら自然の大切さを感じてもらう取り組みで、今年で4年目を迎えました。

今年も大勢の小学生とその保護者の方々に応募していただきました。抽選で当選された20組の皆さんは捕虫網や虫かごを手に持ち7班に分かれ、ティーチングアドバイザーの本校卒業生による「里山支援チーム」と一緒に、森の学校の里山へ探検に行きました。途中、登場した虫博士に、子どもたちは捕まえた虫の名前を聞きながら、昆虫採集を楽しんでいました。

教室に戻ると、和歌山大学システム工学部の養父志乃夫教授から、採集した昆虫の名前や特徴を教えていただきました。採集した一例は、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ショウリョウバッタ、ツマグロイナゴモドキ、トノサマバッタ、カナブン、シオカラトンボ、チョウトンボ、ゴマダラチョウ、トノサマガエル、シュレーゲルアオガエル、フユイチゴ(植物)などです。参加者は、絶滅危惧種の昆虫類や、日本の気温上昇により南方系の昆虫類が生息していることなどを知り、驚いておられました。

最後に、カブトムシを楽しみにしていた子どもたちにと、本校科学部生物班の生徒たちが幼虫から育て成長させたカブトムシをプレゼントしました。子どもたちは目を輝かせて大はしゃぎで、大切に持ち帰りました。

大和郡山市から参加してくれた小学2年生の男子児童は「楽しかった。アブラゼミを捕まえられてうれしかった」と笑顔で元気いっぱいに話していました。