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中学1年生 校外学習

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中1学年は、7月25日に、146名の生徒が参加して京都で校外学習を行いました。

午前中は、建仁寺塔頭両足院にて座禅体験をしました。座禅の組み方や注意事項、座禅の目的等をお坊さんに教えていただき、線香1本が燃える間、座禅をしました。座禅など組んだことのない生徒たちは、足を組むだけでも精一杯でしたが、いざ始まってみると、とても熱心に取り組んでいました。半眼で、姿勢と呼吸に気をつけて、時には雑念と闘いながらの座禅だったようです。生徒の中には、お坊さんに警策を打っていただいた生徒もいました。「姿勢」と「呼吸」の大切さを教わり、時間の長さは意識によって変わることなどを感じました。また、座禅の後は、心に魔が差す五つ瞬間を教えていただき、ちょっと立ち止って正しい心を持つことの大切さや、自分をふりかえることの大切さも教えていただきました。今後の学生生活のみならず、人生にわたって通用する禅の教えでした。

円山公園で昼食をとった後、京都大学総合博物館を訪れました。博物館には自然科学分野の資料が多く、生徒たちは昆虫や象の標本に見入っていましたが、土器なども展示されていて、日頃教室で学んだことを目の当たりにして、喜んでいました。博物館見学の後は、大学構内をクラスごとに見学したり、有名な百周年時計台記念館を背景に記念写真を撮影したりしました。京都大学は広くて学生たちが自転車で移動するので自転車がとても多いことや、多くの研究施設に囲まれたとても恵まれた環境にあることに、生徒達は感じ入っているようでした。大学というものを初めて間近に見た生徒達は、最高学府への憧れを持って、これからの奈良学園での生活を送ってくれることと思います。

暑い日でしたが、生徒たちには初めての体験が多く、有意義な校外学習となりました。