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高校1年生 学外サイエンス学習 ~神戸大学 海事科学部

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9月19日、高校1年のD,Eクラス68名が神戸大学海事科学部に学外サイエンス学習に行きました。
まず、宋明良先生から神戸大学と海事科学部の説明を拝聴しました。海事科学部の研究がいろいろな分野に及び、文系分野から理系分野まで選択可能であることを教わりました。

そのあと本校31期卒業生の武田翼さんのキャンパスライフについての説明がありました。定期テストや友達を大切にしてほしいなど、先輩ならではの後輩への熱いアドバイスがありました。

次に、2班に分かれ講義を受けました。A班は、石黒一彦先生の「国際港湾と貿易の将来展望」を拝聴しました。港が変わると貿易がどのように変わるのか、今後の貿易の変化に対応するために港はどうあるべきなのかなど、港と貿易の関係を考え、港に関する政策を立案するための方法について、数理的な手法を学びました。工学部出身の先生がその知識を応用させ、経済学的な研究をなさっていることを知り、生徒たちは、将来の進路には関係なく、今している勉強は全て無駄にならないことを学んだようです。

B班は、谷池晃先生の「粒子ビームと核融合炉」を拝聴しました。現在、核融合反応を用いて発電を行う核融合炉実現に向けての研究開発が国際協力の下で行われていることや粒子ビームは核融合炉内のプラズマ加熱や計測に利用されていることなど粒子ビームの核融合炉への応用について解説して頂きました。核融合と核分裂の違いやその安全性の違いなど、生徒たちは次々と質問をし、理解を深めていました。

今回の研修で、生徒たちは、今後訪れる進路選択の際の大切な考え方を学んだと思います。