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学外サイエンス学習『文化財の科学分析に関する講義・ 実習(奈良教育大学訪問)』を実施

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 2月20日(木)に、高校1年生37名が奈良教育大学へ学外サイエンス学習に出かけました。

 まずは奈良教育大学の青木先生にご案内いただき、大学構内の遺跡を見学しました。吉備真備の墓との伝承をもつ吉備塚や、当時東大寺をしのぐ規模であった新薬師寺の遺跡についてお話をうかがいました。

 見学の後は、青木先生から文化財の科学的な解析の手法と成果についてご講義をいただき、さらに出土遺物などを用いた観察と分析の実習を行いました。蛍光X線分析装置を用いた実習を行い、赤外線撮影装置の紹介もしていただきました。

 生徒達は出土遺物の実物に触れ、分析装置の操作を行うことで、考古学に果たす自然科学の役割を実感をもって知ることができたと思います。考古学研究において自然科学が大きな役割を担っていることを知り、文理のいずれの分野に進むにしても、幅広い学習と知識が必要なことを認識してくれたのではないかと思います。