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自転車通学を実地指導(中3)

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本校では、高校生から自転車通学を許可しており、毎年、春から自転車通学を希望する中学3年生を対象に安全運転講習を実施しています。
今年も、3月11・13日の2日間に、通学路を実際に歩いて危険個所や留意すべき点を確認する講習会を行いました。

初日は、JR線を利用する約60人の生徒が、学校からJR小泉駅までの約4キロの道のりを、配布された地図で確認しながら歩きました。

クラスに分かれた生徒たちは、配布された地図を確認しながら、急勾配の松尾参道では下校時のスピード超過でる事故が起こることや、近隣の小学校や保育園の通学路、交通量の多い幹線道路との交差点など、要所要所で注意すべき点を確認しながら歩きました。

途中、事故が起こりやすい地点である富雄川を渡る小泉橋の五叉路では、生徒指導部長の丹羽教諭が交互信号の見方の再確認を行い、「自転車は車輌であることをしっかりと認識するように」と強調しました。

また、交差点の停止線では広がらず1列で待機することや、側道を塞がないことなど、歩行者や地域住民の方々への配慮についても指導しました。

参加した生徒たちは、「他者の立場に立って自転車を利用することで、お互い安全で気持ちよく乗れることがわかりました。」「バスから見ていると気付かなかったが、実際に歩いてみると意外と危険な箇所があることがわかり、気が引き締まりました。今日教わったことを忘れず安全に通学します。」と、感想を述べていました。

講習会を通じて自らの安全はもとより、相手(車・歩行者)の安全にも心を配って怪我なく通学することを改めて意識してくれたようです。
最後にみんなで3年間無事故無違反を達成することを誓いました。
この他にも、本校では、自転車通学をする生徒たちには自転車保険への加入や、駅利用の際の駐輪場確保を義務付けており、安心かつ安全に通学できるようにと日々指導しています。