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北海道への研修旅行録(高2)

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始まり (S.H.)
5月22日、修学旅行当日! いつもより二時間近く早く起きなければなりませんでしたが、修学旅行が楽しみで気分はるんるんでした。
一日目は札幌散策ということで、まだ見たことのない札幌テレビ塔や時計台や札幌味噌ラーメンに胸を膨らましながら北海道に向かいました。
こんな大人数での旅行は今回できっと最後でしょう。その中で、どんなものが発見できて、そして、友達との間にどんな新しい絆や訪れるのか、とても楽しみです。
それでは、四日間の修学旅行、高校生としての自覚を持ちつつ最大限に楽しみます!

一日目 午後 (R.F.)
5月22日。一日目の昼食は道産市場での海鮮丼でした。近畿ではあまり食べられないような新鮮な魚や貝がとても美味しかったです。食事の後も、お店の中ではほとんどの商品が試食でき、どれもとても美味しかったです。
札幌への移動中は北海道の大きさに非常に驚きました。羊や牛などがたくさん飼育されていたり、広々とした草原がとても印象的でした。
札幌の自由行動では二時間の間、各班に分かれて色々な場所を観光しました。大半の人が食べていた札幌ラーメンはとても美味しかったです。
夜のレクリエーションではダンスや漫才劇などでとても盛り上がりました。


二日目 午前 (S.K.)
5月23日、二日目、朝食後とすぐにバスに乗り込み、まだ雪の残る大雪山の連峰を仰ぎつつバスに揺られること2時間半、着いたところは旭山動物園の東門、つまり山の頂上であり、園内を一望できる場所でした。
ところで旭山動物園といえば、一度廃園の危機に迫られたものの、当時の職員さん方の面白いアイデアと園長さんの熱意で大復興を遂げたということで有名です。
僕も全体を見て周りましたが、動物園でも王道と言われるトラやライオン、キリンなどに加え、ここでしか見られないホッキョクグマやオオカミ、エゾジカ、ペンギンなどの展示もなされていました。
また、職員の方々のアイデアが詰まった独特の"魅せ方"、例えば空飛ぶペンギンや下から覗くトラなどもとても魅力的でした。
僕が興味を持ったのは、キリンとペリカン、そしてホロホロチョウの共生展示です。そもそも共生展示というのは、「生息地を同じくし、生物学的地位の異なる別種の動物を同一空間で展示すること」ですが、要は似たような環境に住んでいる生き物を同じ場所で展示するということです。逆に言うと、"もうじゅう館"と一括りにしているものの、野生では多くはユーラシア大陸に生息しているアムールトラとアフリカ大陸に生息するライオンは、自然環境では出会うはずもなく、いわば不自然なのです。それを少しでも自然体で見せようと試みられたのがこの共生展示です。
幸いこの3種は互いに影響を及ぼすことなく生活をしており、人間から見て"自然"かどうかは別として、よく考えられた面白い展示方法だと思いました。


二日目 午後 (K.O.)
5月23日。二日目も夕食後レクリエーションを行いました!
旭山動物園を半日歩き回り、疲れていたとは思うのですが、最後のレクリエーションということもあって、皆楽しんでいました。
可愛らしい女の子たちや格好良い男の子たちのダンス、迫力のある歌、JTBの方より賞を受け取ったヲタ芸。各クラスの楽しめる出し物など充実した時間を過ごすことが出来ました。
出し物が長くなり予定していた時間よりも遅くなりましたが、ホテルの方々のご協力により最後まで心から楽しむことが出来ました。
時間の使い方や周りへの配慮の仕方など色々学ぶべきこともありましたが、本当に心より楽しむことが出来、良い思い出となった夜でした。


三日目 午前 (M.O.)
5月24日、三日目の午前中は、グループに分かれて、それぞれのグループで一つずつ北海道にちなんだ学習を行いました。
私は酪農を体験するグループでした。
今回お世話になったのは、友夢(ゆうむ)牧場という佐幌地域にある牧場です。そこで私たちは、搾乳体験や牛の出産の観察をしたり、搾り立ての牛乳やそれで作ったアイスを食べたりしました。
私が一番面白いと思ったのは、牧草地をならすトラクターに乗せてもらったことでした。とても良い経験でした。最後に、友夢牧場のみなさんありがとうございました。

三日目 午前 (H.A.)
5月24日。僕はヒグマの生態について学びました。ヒグマの生息する森の中に入りクマなどが残した足跡や爪痕などを見ることができました。
そのほかにも、川に生えている蕗を料理してもらったり、珍しいクマ肉を食べさせてもらったりしました。
今回の体験では、クマたちの目線になって物事を考えられるようになったと思います。
ホテルに戻って友達と話していると、みんな普段は体験できない貴重な体験をしてきたようです。今回お世話になった北海道の皆様本当にありがとうございました。


三日目 午後 (T.I.)
三日目の午後は身体を使った体験をしました ダッキーは残念ながら中止になりましたが、ラフティングやカヌー、エアー・トリップなど、それぞれが楽しい体験をすることができました。
濡れておねしょみたいになっている人もいました(笑)。
フィッシングでは全員で五匹釣れたそうです。一人で二匹釣った人もいるそうです。
今日の午後は、北海道の雄大な自然に直に触れ、それを満喫できたと思います。といっても奈良学園も負けていませんね(笑)。


四日目 午前 (K.O.)
5月25日。トマムでの最後の朝を迎え、心なしか悲しく感じながらもトマムの方々に感謝の気持ちを伝えてトマムを出立しました。
そうして向かった小樽は海に近く河が通る歴史のある街でした。
有名なガラス細工やオルゴール、六花亭他、有名店の本店など様々なところを巡ることができました。
その後は各クラスに分かれ工場などを見学しました。
千歳の航空自衛隊基地へ行ったクラスでは、貴重な航空自衛隊での生活の話を聞くことができました。
また、滅多に見ることのできない自衛隊の保持する航空機を見たり乗ったりすることができました。
どのクラスも有意義な時間を過ごすことができました。


総括 (K.H.)
 定期考査が終わった次の日から始まった修学旅行。
北海道に行く前は、忙しい、疲れた、休みたいなどという声が飛び交っていました。それでもいざみんなで集まれば、楽しいことや面白いことがたくさんありました。
それは、私たちの旅を用意し、サポートして下さった先生方や現地の方々のおかげであり、何事も全力で楽しむことのできる36期のみんなが一緒だったからです。
そんな36期で、文化祭に受験勉強にとこれからの楽苦も乗り越えていけたらと思います。