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放射線に関わる研究成果を発表(日本放射線安全管理学会)

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6/18(木)~19(金)に東京工業大学(大岡山キャンパス)で開催された日本放射線安全管理学会第12回シンポジウムで、本校生4名(SS研究チームの高3生、高1生、中3生)が発表してきました。

シンポジウム初日は専門家の先生方による「福島農業再生に向けた課題」の研究討論でしたが、2日目は「高校生と専門家が語る放射線」をテーマに特別セッションが開催されました。

このセッションには、東京都立戸山高校、本校が研究交流している福島県立福島高校、本校の3校が招待されました。セッションは、「各校20分ずつの口頭発表」「各校の高校生同士の意見交換」「専門家と高校生の意見交換」の3部に分かれ開催されました。

戸山高校からは「霧箱を用いてα線β線の定量的な見分けが付くか」、福島高校からは「高校生による外部被曝調査結果の報告」「食品の安全性を広めるためには」、本校からは「放射線量と人々の心の観点からの福島における経年変化について」を口頭発表し、意見交換しました。

大学や研究機関の専門家の先生方からのご指摘やご助言を賜り、また、お互いの研究を高校生同士が意見交換することができ、今後の研究の方向性により具体的なご指導をいただけ、とてもよい刺激を受けて帰ってきました。

セッションが全て終わると、専門家の先生方と昼食をともにし、東京工業大学の先生方のご配慮で、原子力工学系の加速器施設と中性子の実験室、化学工学系の新素材開発の実験室を順に見学し、先生方から最先端の研究の実際をご講義いただきました。

すばらしい発表旅行になりました。日本放射線安全管理学会、東京工業大学の先生方に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。