9月1日（火）第一体育館で、2学期の始業式が行われました。

始業式に先だって、各種の大会で入賞した生徒の表彰がありました。将棋部、テニス部、サッカー部、柔道部などの生徒たちが壇上に上がり、表彰状やトロフィーを受け取りました。

始業式では校長先生が、映画『日本の一番長い日』を見たことを契機に、戦争に関わるお話をされました。
戦争末期、奈良県の中学生は学徒動員により名古屋の工場で働いていましたが、米軍の爆撃で亡くなった生徒がいたことを例に挙げ、「少し時代を遡れば、皆さんと同世代の人たちも戦争の犠牲になりました。皆さんは、これから大学生、社会人になって、自分の生活や家族を大事にすると同時に、いかにして平和な社会を保持するのかということを、しっかり考える人になってほしいです」と語りました。

さらに、2学期の始まりにあたり、再確認してほしいことを幾つか話されました。
1つ目は、時間を有効に使うこと。１日は、誰にとっても２４時間なので、何をするか、どう有効に使うかが重要であるということ。
2つ目は、他人のことを考えられる奈良学園生であってほしいということ。
3つ目に、高３生の皆さんが、志望校合格のために、最後の最後まで自分を信じて走り抜いてほしいということ。
最後に、自転車運転に細心の注意を払うこと。

生徒の皆さんは、それぞれの目標と課題をもって、２学期に臨もうとしているようでした。