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「ハイスクール放射線サマークラス」で審査員特別賞

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SS研究チーム(放射線研究チーム)が、「第32回みんなのくらしと放射線展」(8/8(土)~9(日)大阪科学技術センターで開催。大阪府立大学主催、文部科学省など後援)のプログラム「ハイスクール放射線サマークラス」で審査員特別賞をいただきました。

このプログラムでは、各学校による放射線の調べ学習や実際に取り組んでいる内容を学校対抗でプレゼンテーションする対抗戦が催され、近畿の各高校が15分間プレゼンテーションをし、その後5分間の質疑応答、そして大阪府立大学の先生方からその発表について講評をいただくという形式で実施されました。

参加校は近畿の9校(大阪府立生野高校、大阪府立泉北高校、京都府立鴨沂高校、京都府立桃山高校、京都市立堀川高校、京都光華高校、奈良県立奈良朱雀高校、福井県立若狭高校、本校)でした。

本校は、2011年以降、毎年、福島へ伺い、「福島市内における原発事故後の経年変化」について、計測調査やご当地の皆さんからの聞き取りを通して学んでいます。
コープふくしまの100家庭を対象とした各家庭の食事の放射線検査でも、もう最新のデータでは放射性セシウムの検出は一軒も出ていないことを話題に、私たちの日常生活で普通に摂取しているカリウムによる内部被曝を野菜ジュースに換算したらどうなるかということを試算して本催しでは発表しました。

データ処理や誤差を小さくするための手法面での改善など懇親会の場でも専門家の先生方からアドバイスをいただき、生徒たちは今後の研究のヒントを多くいただくこともでき、来年のプレゼン大会へ向けて意気込んで帰路につくことができました。

<当日のプレゼンの様子>