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「人権映画鑑賞会」を開催(中学)

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9月29日、中学生の「人権映画鑑賞会」がありました。本年の映画は『くちびるに歌を』。歌手・アンジェラアキさんの「手紙〜拝啓十五の君へ〜」に着想を得た中田永一氏の同名小説が映画化されたものです。

物語の舞台は五島列島にある中学校。合唱部の少年少女たちと、有名ピアニストとして活躍しつつも、恋人の死をきっかけにピアノが弾けなくなった臨時の音楽教師との心のふれあいを描きます。

劇中の生徒たちの周りにはいろいろなことが起こり、心は揺れ動きます。初恋、親への複雑な思い、自閉症の兄との関わり、自分自身の生きる意味......。さまざまな思いを抱えつつも生徒たちの心は歌で一つになり、また閉ざされていた音楽教師の心も生徒たちとの関わりによって少しずつ開かれていきました。心を一つにした彼らの歌声が響くクライマックスシーンでは、揺れ動きつつも美しい「青春の輝き」が感じられました。

本校の生徒たちも、映画のなかの生徒たち同様、日々のさまざまな出来事に心を動かしています。等身大のキャストたちに何を感じたでしょう。人権問題を含め、これから出会うであろう物事への立ち向かい方、心の持ち方などをこの映画を通して、何か感じ取ってくれたことと思います。

鑑賞会終了後は、各教室に戻り、感想文を書きました。この感想文は、各学年通信に掲載されるほか、学年によってはさらに考えを深めるために行う討議の材料として活用します。