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大阪教育大学で学外サイエンス学習

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11月16日(月)の午後、高校1年生68名が大阪教育大学でSS基礎学外サイエンス学習を行いました。今回は、理科教育講座 物理・モダン物性研究室で科学館活動を行っておられる学生スタッフの方々による、いろいろな実験を見学・体験させていただきました。

はじめに、スタッフ代表の西口拓矢さんから科学館活動を行う意義や活動内容などを説明していただきました。身近に科学館を体験してもらおうというコンセプトで、「大学内に科学館を再現」や、小・中・高校へ出張して様々な実験を行う「出張科学館」といった活動をされています。そのあと、奈良学園の先輩である玉本剛さんから大阪教育大学を選んだ理由や大阪教育大学についての説明がありました。

さて、いよいよ実験の始まり。教室には数多くの実験ブースが用意され、まさに「科学館」!生徒達は5グループに分かれ、順次各ブースを回りました。ジャイロ効果、電磁石、太陽電池、共振、静電遮蔽、光、音・・・など、一見難しそうな内容を面白い実験を通して生徒たちは体験させていただきました。

生徒たちは普段の座学とは全く違う表情で、楽しそうに科学の不思議さ,面白さに魅了されていました。それは、それらの実験装置のほとんどすべてが工夫を重ねた手作りで、楽しく科学を体験して欲しいとのスタッフさん達の熱い思いが詰まったものだったからです。
最後に、フィルムケースに入浴剤と水を入れ爆発させる実験や粉塵爆発を見せていただきました。

教科書ですでに学び、知識としてはあるが、実感のなかった諸現象を、身近な材料を使って、体験できたことは大変有意義でした。これでまた、生徒たちの科学に対する興味・関心は一層深まったと思います。