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「養液栽培」を研修(京都府大農場)

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11月26日(木)、生徒40名がSS基礎の学外サイエンス学習で京都府立大学附属精華町農場を訪れ、研修を行いました。

農場長の寺林敏教授にお出迎えいただき、はじめにご講義をいただきました。大学の農学部が生命環境科学部と改組された理由から、現在の研究体制をご紹介いただいた後、いよいよご専門の「養液栽培」についてのお話です。
私たちがよく知っている「水耕栽培」と「養液栽培」との違い、「養液栽培」の現状と、その長所短所をていねいにご説明下さいました。

こうして、「養液栽培」への理解を進めた後は、圃場へ出て、具体的な見学です。果樹園では、技官の方から栽培技術の簡単な説明を受け、ブドウを試食させていただいたり、私たちのために摘果を待っていただいたリンゴを枝から採ってみんなでかじりついたりして、そのおいしさに感動しました。

また、渋柿の渋さは話に聞いていても、ほとんどの生徒は体験した経験がないので、急遽渋柿の試食も準備していただき、何人かの生徒が「渋味」を体験しました。

最後に、養液栽培場へ行き、寺林先生からハウスの構造の違いや実際の栽培の様子をお話しいただきましたが、果物をかじりながらという楽しい雰囲気の中で多くの質問も出て、今までにないユニークで実りの多い学習機会となりました。