（澄川先生からのレポート）

今日（12/19）も、おかげさまで生徒たちは元気にしております。

本日で、研修の中日になりました。生徒たちは楽しくベトナム文化研修とベトナムキャリア研修をこなしました。

午前中は、タンロン（ハノイの古名）遺跡研修です。1,000年にわたって栄えたベトナム王朝の発掘現場を直に見ることができ、また遺跡の中に設けられたベトナム戦争時の「北ベトナム軍総司令部の地下壕」も見学でき、驚きの連続でした。

次に、ハノイ最大のマーケット、ドンスワン市場の見学に行きましたが、その活気のすごさに、ここでも圧倒されてしまいました。

午後は、本校の新校舎を施工していただいた鹿島建設のハノイ事務所に移動し、佐藤所長様からは「海外で働くこと」、阪東技師長様からは「東南アジアにおけるインフラ整備の課題」についてご講義をいただき、生徒たちからは多くの質問が出ていました。

その後、あけぼの化成ベトナム社に移動し、高崎社長様より240名を超える従業員を抱えるまでに発展した会社の経営や社員教育のご講義と見学に臨みました。熱く語りかけてくださる社長さんのバイタリティーに感心しながら、ここでも生徒から多く質問が出ていました。

本日の最後は、お世話になった企業の方々との懇親会です。在ベトナム日本大使館から田中二等書記官（文部科学省出向）と福島二等書記官（国土交通省出向）も出席くださり、教員や生徒に気軽に声をかけていただきました。
30分以上の延長となった宴を終え、この研修がどれほど多くの方々に支えられて成り立っているかに思いを馳せ、感謝の気持ちをもってホテルへの帰路につきました。