ニュース&トピックス

ニュース&トピックス

3学期始業式を実施

  • 3学期始業式を実施
  • 3学期始業式を実施
  • 3学期始業式を実施

1月8日(金)に3学期の始業式が行われました。

開式前に賞状の伝達が行われ、科学研究に関する賞や、全日本卓球選手権ジュニアの部、奈良県高校新人大会などで入賞した生徒が表彰されました。

始業式では、森本校長が次のような趣旨の話をされました。

「昨年末に、大村智先生と梶田隆章先生がノーベル賞を受賞された。大村先生について少し話しをしたい。
大村先生の本を読んで印象に残ったことを二つ紹介する。

一つは、大村先生は、高校、大学とスキー部で活躍され、県大会で5年連続優勝し、国体にも2度出場された。
先生は、スキーの指導をしてくれた名コーチのことばが生きるときの一つの支えになったという。それは、『スキーのレース中に、鼻水が出てきても構うな。鼻水を拭くその力があるなら、なぜもう一歩前へ出ないのか』という教えだった。つまり、常に自分のすべきことに全力を注げという教えである。

もう一つは、大村先生は大学を卒業して東京都立隅田川工業高校の定時制に勤めた。しかし、そこで、昼間は製造工場で働き、夜に高校で学ぶ生徒の姿を見て、自分も楽な道を歩むのではなく、昼間に大学院で学び精一杯に生きようと決心された。その姿勢・生き方がノーベル賞へと繋がった。
ここから、誰からも謙虚に学び、自分の生き方に生かそうとする意欲の大切さを教えらるのではないだろうか」