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第28回矢田山縦走を実施

  • 第28回矢田山縦走を実施
  • 第28回矢田山縦走を実施

2月10日、中学1年生から高校2年生までの約900人の生徒が約12キロの山道を縦走する本校の伝統行事「矢田山縦走」を開催しました。今年で28回目となります。

まだ朝の寒さが厳しい午前9時より開会式。全員でラジオ体操で体をあたためた後、9時30分から学年別に1クラスごとの時間差で総合グラウンドからスタート。山道の12キロは平地のマラソンに比べて随分と厳しく、記録よりも完走を目指してのスタートでした。

松尾寺まで続くかなり急な登り坂から、やがてアップダウンのある山道へ。矢田丘稜を縦走して遊びの森で折り返し。自然豊かな矢田山のコースはハイカーにとっては癒しの道でもありますが、縦走する生徒たちにとっては、風景を楽しむよりも、ただひたすら前へ前へと走破を目指して頑張りました。やがて走る生徒の間隔も開き始め、自分のリズミカルな足音だけが体を伝って来るような孤独な戦いに挑む経験をしました。
東明寺から矢田寺裾野道を駆け抜け、ふたたび松尾寺からゴールである学校の校門へと下り坂が続きます。
最も速かった男子生徒(中学3年生の神谷瑞貴)は57分20秒、女子生徒(中学3年生の長野由奈)は1時間9分23秒で、両者とも見事に高校生を押え総合1位を獲得。
レースを見守っていた応援の保護者や教職員から大きな拍手をもらいました。

矢田山縦走終了後、学校(食堂)で育友会の皆様にご準備いただいたおにぎり、豚汁を全員でいただきながら、お互いの頑張りを労い合いました。