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第9回近畿「子どもの水辺」交流会に参加

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1月23日(土),奈良県文化会館で開催された第9回近畿「子どもの水辺」交流会に,本校科学部生物班の中学生9名が高校生2名の応援をうけて参加しました。

会長の谷幸三先生から「奈良公園の生態系」についてご講義を拝聴した後,参加団体は6つのグループに分かれて奈良公園観察会に出向きました。若草山をはじめ隣接する春日山原始林の景色を観望したり,公園内を流れ佐保川,大和川そして大阪湾へとつながる吉城川の観察を通して,豊かな山が豊かな川や海を育むことを学びました。

昼食の後,グループ別発表会が行われました。本校は「校内の生物多様性保全活動(水辺の生き物を増やし,守る取り組み)」と「校内の水辺の生き物の研究例として,ニホンアカガエル,ゲンジボタルそしてサギソウについての研究」をポスター発表しました。

続く全体交流会では,「奈良公園で感じたことは?」「山・森・水辺の繋がりを語り合う」そして「山と水辺が元気になるために,何ができる?」をテーマにいろいろな考えや意見を出し合い,「山が元気なら水辺も元気」を合い言葉に大会は幕を閉じました。

本校の生徒達は,この大会が初めてのポスター発表であり,緊張した様子でしたが,練習の成果が発揮され,うまく発表できたと思います。今回の発表をばねに更に向上してくれることを期待します。

なお,今大会では本校32期卒業生の藤井健太さん,山本美夏海さん,栁原志穂さんの3名が当交流会の若手実行委員(大学生スタッフ)として活躍する姿を見ることができました。
本校の里山を出発点に,今や社会的な場でも活躍してくれている彼らを間近に見ることができ,嬉しくそして頼もしく思いました。今後も彼らの活躍に期待したいと思います。