ニュース&トピックス

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SSH研究発表会を実施

  • SSH研究発表会を実施
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奈良県文化会館において、平成28年度「奈良学園高等学校SSH研究発表会」を開催しました。文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定されている本校生徒が、日頃の研究活動の成果を発表しました。

最初に本校の卒業生で、京都大学大学院工学研究科の後藤忠徳准教授による「深海底の科学〜未知の世界への挑戦と生物・資源の不思議〜」と題した基調講演がありました。有人潜水調査船「しんかい6500」による海底資源探査をはじめ、熱水鉱床などさまざまな可能性を秘めた深海について興味深い話をうかがいました。

理科課題研究発表では、校内選抜で選ばれた優秀論文「植物油の精製」と「植物の成長に対する糖の吸収の影響」の発表が行われました。

続いてSSH系生徒ならびにSS研究チームが登壇。「文化的水景観を生み出す命----大和郡山の金魚」「奈良学園学校林に自生する希少ラン科植物に関する研究」と題した発表を行いました。
生徒たちは実験で失敗を経験しながらも、調査したデータや資料などを元にしっかりと考察。それぞれが探究心をもって課題に取り組んだ成果を発表しました。

次に昨年12月に実施された「SSHベトナム海外サイエンス研修」で得た体験を発表。ハノイ工科大学や海外日系企業などでの研修など、貴重な国際交流体験を語りました。

続いてSSHのOBで組織される「矢田の丘里山支援チーム」が活動を紹介。
最後に奈良県地域振興部 教育振興課 課長補佐・井上恵充氏に全体講評をいただき、研究発表会を終了しました。