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中学校卒業式と終業式を挙行

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3月19日(金)、中学校卒業式が行われ、森本校長から卒業生代表に卒業証書が手渡されました。
終業式では、水木しげるさんの生き方を具体例として、次のような趣旨の話をされました。

一つ目は、自分の好きなことをやり続けることが大切だということです。
水木さんは戦争で片手を失い、戦後も長く貧しい暮らしをしながらも漫画の道に邁進し、43歳になって始めて生計が立つようになりました。苦しい状況にあっても、好きなことは続けられます。自分の生き方として参考にしてほしいです。

二つ目は、平和の大切さについてです。
水木さんは、第二次世界大戦の折りにラバウルへ派兵され、米軍の爆撃で左腕を無くしました。戦地ですので、麻酔なしに医師に腕と骨を殺菌のために、さらに切断してもらいました。その時の痛さは、「目から血が出る」ほどだったと書いています。
この戦争で、日本だけでも310万人の方が亡くなっています。今も世界を見ると局地的な戦争やテロで多くの人が亡くなっています。平和は当たり前のようにあるものではなく、皆で守っていくものだと心得てください。

三つ目は、どのような苦しいことがあっても、決して挫けないということです。
水木さんの生涯をみると、戦争で片腕が無くなったり、貧乏な生活が40代半ばまで続いたりしました。しかし、彼は挫けることなく、自分の道を歩み続けました。
誰の人生においても、挫折、病気、怪我、家庭のトラブル、会社の倒産等の困難に遭遇するのが普通です。要は、その際にいかに乗り越えるかが重要なのです。

最後に、4月からそれぞれ1学年進級しますが、毎時間、毎日を大切にし、しっかり成長してください。期待しています。