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SS基礎学外サイエンス学習を実施(大阪府立環境農林水産総合研究所水産技術センター)

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6月14日(火)
本年度も、高校1年生の「SS基礎 学外サイエンス学習」が始まりました。
第1回の学外サイエンス学習を、高校1年生55名が参加して、大阪府岬町の海岸沿いにある大阪府立環境農林水産総合研究所 水産技術センターで実施しました。
4時限目終了後バスで学校を出発し、現地到着後、14:30からセンター研究員の鍋島靖信先生に「水産技術センターの役割―環境・漁業・生物多様性―」というテーマでご講義をいただきました。
現在センターで取り組まれている大阪湾の環境保全や環境改善、水産資源管理などのお話や、赤潮や青潮そして温暖化による海水温上昇の影響について説明を受けました。
また、海岸整備が、実際には魚などの生き物にとって役に立っていない現状、アナゴの漁獲量の減少対策と工夫、魚類の外部形態から分かる食性や習性などの興味深いお話が続きました。
ご講義の後、センターの展示施設と隣接している栽培漁業センターを見学しました。
ここでは、クロダイやヒラメ、そして商品価値の高いキジハタなどの展示水槽を見学し、成長に伴う性転換のお話などを伺いました。続いて、大水槽でのキジハタとヒラメ、トラフグの放流前の初期養殖の様子を見せていただきました。最後に、マナマコ、ヒトデ、マダコ、イセエビなど、海の生き物に実際に触れさせていただき、充実したひと時を過ごしました。