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中1特別講座「ストロー笛の演奏会とご講演」を開催しました

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特別講座第一回目となるこの日は、リコーダー奏者、ストロー奏者として幅広く世界で活躍されている、神谷 徹先生をお迎えして演奏とストロー笛の作り方などを教えていただきました。

京都大学理学部宇宙物理学科を卒業された先生は、大学在学中にリコーダーの魅力に引き込まれ、大阪音楽大学で教鞭をとられる傍ら、テレマン室内管弦楽団の独奏者としても活躍されています。そんな神谷先生は30年ほど前からストロー笛作りの奥深さと楽しさを知り、ストローを使ってユニークな笛を作っていらっしゃいます。

この日のご講演では約40種類のストロー笛を持ってきてくださいました。一つのストロー笛で演奏できるのは一曲だけですので、神谷先生は笛の形も曲に合わせて作られるそうです。例えば童謡の「ぞうさん」はゾウの特徴であるクネクネ曲がる長い鼻をイメージしたパーツを付けたり、「かたつむり」なら伸び縮みする触覚が付いていたり。それぞれの特徴を上手く表していて、演奏のたびに伸びたり、回ったりする仕掛けに生徒たちも興味津々でした。

研究熱心で一つのことにとらわれない自由な発想から生まれるストロー笛は、生徒たちの好奇心を大いに刺激したに違いありません。

また、演奏だけでなくストローの長さを変えることで音階が変わり、ストローに穴をあける場所で音程が変わるなど、音の原理を実際に目で見て耳で聞きながら学ぶことができました。
演奏の際には手拍子や歓声が聞こえるなど、とても楽しく勉強になる時間を過ごすことができました。