ニュース&トピックス

ニュース&トピックス

SS国内研修 大阪大学工学研究科「電気エネルギー丸ごと変換」研修を実施しました

  • SS国内研修 大阪大学工学研究科「電気エネルギー丸ごと変換」研修を実施しました
  • SS国内研修 大阪大学工学研究科「電気エネルギー丸ごと変換」研修を実施しました
  • SS国内研修 大阪大学工学研究科「電気エネルギー丸ごと変換」研修を実施しました
  • SS国内研修 大阪大学工学研究科「電気エネルギー丸ごと変換」研修を実施しました

8月17日(火)~8月19日(金)の3日間、大阪大学工学部にてSS国内研修を実施し、高校2年生の3名が参加しました。

3日間、大阪大学工学研究科の伊瀬俊史先生、井渕貴章先生、三浦友史先生、劉佳先生、藤井伸幸先生、増田瑛介先生のご指導により実習を行いました。

1日目の午前は、太陽光電池の発電特性について実測しました。そのための配線なども自分たちで考え、はんだ付けも初めて体験しました。曇ったり晴れたりしていたので、うまくデータは取れませんでしたが、日照量、パネルの温度によって発電能力に違いがあることがわかりました。午後からは大阪大学の学生と混じって伊瀬俊史先生による「電力変換技術としてのパワーエレクトロニクス」の講義を受講しました。直流送電など高校では習っていない内容でとてもおもしろかったです。

2日目の午前は最大電力追従制御(MPPT制御)とチョッパの役割について学びました。難しい回路方程式が出てきましたがだいたいのことは理解できました。

3日目は、午前に調光回路の実験をし、午後からはマイコンによるLED点灯制御の実習を行ないました。回路図を理解し、美しく基板に配線をするのに相当時間がかかりました。その回路を使いマイコンによる点灯制御も行ないました。休憩もせず夢中で電気工作とプログラミングをしました。

この3日間、大学の先生方が丁寧に指導していただいたおかげで、難しい内容もある程度理解し、作業もやり通すことができました。工学部と大学院の実験・講義の一端を知ることができ、また改めて高校で習う科目の勉強をしっかりしなければならないと感じました。3日間本当に良い貴重な経験をさせていただきました。先生方、ありがとうございました。