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SS研究チームが日本地質学会・東京桜上水大会で学会発表をしました

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9月11日(日)、高校2年生SS研究チームの4名が日本地質学会・東京桜上水大会の高校生ポスター発表に参加しました。

同学会での発表は、「奈良学園里山の地下探査Ⅳ 水脈を探して」というテーマで、2年連続の参加になりました。

本校には、3本の沢水が流下していますが、夏期に表層水がなくなり、生物の生殖活動や稲作にも大きな影響が出ています。しかし、その沢水の下流には、小さな湿地があり、沢水が涸れても湧水が見られるので、学校の里山には必ず地下水脈が存在すると考えています。この研究は、その水脈を探り当て、そこから表層へ水を汲み出すことができるように水環境を整備することを目的とした研究で、先輩から後輩へと4年間の継続研究の成果を報告しました。
 30人ほどの大学の先生、地質関係の企業の研究者の方々にブースにお越し頂きました。前日宿泊先のホテルで発表練習を頑張った成果もあり、専門家の先生方の前でも自信を持って発表できていました。また、たくさんのご指導を頂き生徒達は熱心にメモを取り今後の研究に活かしていきたいと言っていました。
これからもいろいろな困難な課題にぶつかると思いますが、一つ一つ地道な研究の中で仮説を解明していく喜びを味わって欲しいと思います。