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神戸大学理学部で校外サイエンス学習を実施

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神戸大学理学部へ学外サイエンス学習に行きました。

9月27日(木)、高校1年生48名が「分子の結合と反応」という演題で、化学科の和田昭英先生のご講義を受講しました。
参加生徒の感想を通して和田先生のご講義を振り返ってみます。

「最初に、理解するということには、暗黙知と形式知があり、暗黙知のようなイメージをつかむことが科学を楽しむうえで大切であるという話をしていただきました。また、科学の精神は原因と結果が普遍的な法則で結びついていると信じる心だと教わりました。その後、水が氷になるときや、逆に氷が水になるときに、熱を放出させたり吸収したりする現象が、ゴムを伸ばしたり縮めたりすることでも起こることを、実際に輪ゴムを下唇に当ててみんなで実験をして確かめました。
全く関係の無いように思える二つの現象ですが、そこには普遍的な法則が潜んでいることがわかり、科学にとても興味をもちました。また、電子の軌道は円軌道だけだと思っていましたが、実際は様々なものがあることや、化学反応が光によって制御できることなど知らなかったことが学べてとても楽しかったです。難しくて理解できない内容もありましたが、学校で習っている化学の延長線上にあることなので、今習っている内容をしっかりと理解しておいて大学に入ってからまた学びたいと思いました。」

大学に入学し、大学生として講義を受けた気分になった後、100年記念館に立ち寄り、みんなで神戸港を遠望しました。ご講義とすばらしい環境にも感動した学外サイエンス学習でした。