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大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センターへ学外サイエンス学習に行きました。

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10月6日(木)に、高校1年生計41名が大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センターへ伺いました。
大阪府寝屋川市木屋元町の淀川堤防道路にバスを停車し、天候に恵まれた淀川の景観を眺めながら、太間排水機場まで歩きました。最初に、主幹研究員 上原一彦 先生の「生物多様性の保全とセンターの業務」に関するご講義を拝聴しました。この淀川のワンドに生息するコイ科の天然記念物魚類、イタセンパラの生態について学び、ご講義の終わりにはこの魚を保護するために、先生が設立された市民ネット、イタセンネットの活動紹介がありました。
後半は、同センター研究員の小田優花先生の案内でセンター本館の展示水槽に移動しました。ここでは、数十匹のイタセンパラをはじめ、淀川水系に生息している多くの淡水魚に対面しました。また、婚姻色を発現しているイタセンパラのオスの美しい姿を実際に見ながら、生徒達は産卵行動のビデオを鑑賞し、その不思議な生態に驚いていました。
最後は、屋外へ出て飼育池を案内していただき、植物についてもお話しいただきました。琵琶湖淀川水系の生物多様性保全には多くの研究者や市民が関わっていることを学び、センターを後にしました。