ニュース&トピックス

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芸術鑑賞会を開催

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本校では、毎年、中学1年生から高校2年生までの生徒を対象に、様々な芸術分野で活躍されている方々を迎えて芸術鑑賞会を行っています。今年度も、爽やかな青空が広がった10月20日(木)、アカペラグループ「PYLON(パイロン)」を招いての音楽鑑賞会を開催いたしました。

「PYLON」は、大阪・神戸を拠点に全国的な活動をしている、楽器を一切使わず音だけで全ての声を奏でるポップス系アカペラグループです。1999年に結成された男女4人編成のグループで、声だけでドラムから、ベースやギター、トランペット、三線などまで、バックバンドがいるかのような迫力あるサウンドを生み出します。これまで、CMソング・テーマソング制作などの活動をしてきましたが、最近では、小・中・高校の芸術鑑賞会などのコンサートも行っていて、年齢・性別・国を越えて幅広い支持を集めています。

鑑賞会は、まず松尾校長が「若い頃に、良いもの、美しいもの、本物に触れることは大事なことです。今日を貴重な経験の場として、楽しんでください」と挨拶しました。

続いて演奏会が始まり、SMAPの楽曲「DaDaDaDa」をオープニング曲として、「君の瞳に恋している」「~Born to Love You」などCMなどで誰もが耳にしたことがある曲が披露されました。一気に4曲を歌い終わると、『アカペラとはどういう音楽なのか』『ゴスペルとはどう違うのか』などと説明が入り、その後、小学校で習った「大きな古時計」の曲を引き合いに出して、4人の紹介と、それぞれの役割を分かりやすく解説してくれました。

次に、中1から高2までで、ちょうど10月20日に誕生日を迎えた5人の生徒に「Happy Birthday」の曲がプレゼントされ、仲間たちに祝福された5人を中心に会場中は、温かい拍手と祝福の声で満ちました。

その後、朝ドラの主題歌だった「365日の紙飛行機」のサビ部分を一緒に歌ったり、独自のアレンジの校歌が披露されたりする一方で、かつての戦争の悲惨さを歌に込めた「さとうきび畑」やオリジナル曲「初恋」なども披露されました。最後の曲「~Take A Chance」では、全員が立ち上がってステップを踏んだこともあって、会場は大盛り上がりの中、演奏会を終えたのですが、会場のボルテージは収まらず、「アンコール」の声が響き渡りました。

拍手に迎えられて再び登場した4人に、生徒会長の中谷実希さんが「初めてアカペラを生で聞き、また戦争のことなども知ることができて、とても感動しました」という感想とともにお礼の言葉を述べ、副会長の内本美幸さんが感謝の気持ちを込めて花束を贈呈しました。そしてアンコール曲「世界に一つだけの花」が披露されましたが、その際に会場には大きなバルーンが放たれ、曲が流れる間、生徒の間を次々と飛び回り、さらに盛り上がりを見せて、音楽鑑賞会は、無事、終了しました。