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SS出前講義「恒星や惑星に関する講義」(大阪教育大)

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1月28日(土)。星が見え始める夕刻より大阪教育大学柏原キャンパスに本校高校1年生13名が訪問し、天文学の講義受講と学内見学を行いました。

前半は大阪教育大学准教授の松本桂先生から、恒星が輝く仕組み、そして太陽の質量や寿命について、ご講義をいただきました。
それに関連してオリオン大星雲やプレアデス星団、ベテルギウスなどについてお話いただき、日頃、夜空で見ている星々に、想像を超えた物語があることに、参加した生徒たちは目を輝かせていました。
また、生徒からは「恒星の寿命は計算できるが、惑星の寿命は計算できないのでしょうか?」など、専門的で突っ込んだ内容の質問がありました。松本准教授は「とてもユニークな質問ですね。惑星は、その構造によって異なるため測定が難しいです」と応えていただくなど、素朴な生徒の質問にわかりやすく対応していただきました。

その後、生徒たちは大教大の学生食堂で食事をしました。同じ学食の空間の中でクラブ活動後の大学生なども食事をしている様子を見て、生徒たちは、ちょっとしたキャンパスライフを味わいました。
また本校とは違うメニューや、おかずの量り売りなどがあり、生徒たちは迷いながら食事を注文していました。

さて、すっかり外が暗くなってからは2班に別れ、C棟の屋上に設置された天体ドームや天体望遠鏡などで星を観察しました。この日は、昨日までの厳しい寒さも若干おさまり、絶好の天体観察日よりでした。
松本准教授に加え、研究室の大学院生4名、在学中の学生1名がアシスタントとして、生徒たちに星座の説明などをわかりやすくしてくださいました。
まずは夜空を見上げて肉眼で、オリオン座やカシオペア座等を観測しました。今まで何とはなく見上げていた夜空の星たちも「講座を受けた後の今はまるで違って見える」という生徒の声もありました。
天体ドームでシリウスを観測しているとき、松本準教授が「シリウスはとても明るいので、望遠鏡の覗く部分の前に手を置くと明るく見える」と教えていただきました。生徒たちは、実際に手を置いてみて、自分の手の中にシリウスの光が映っていることに感動していました。