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第2回「奈良学塾」小学生対象「科学教室」が開催されました。

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2月25日、本校サイエンス館にて県内在住の小学生とその保護者を対象にした第2回奈良学塾「科学実験教室」が開催されました。

今回のテーマは、身の回りの材料を使った「ドライアイスと氷の2つの冷媒でアイスを作ろう!」で、
担当は本校の工藤教諭です。

実験に入る前の予備知識として「水が氷になる温度」についての話がありました。

水が氷になるには通常は0度以下(マイナスの世界)になる必要があります。
水を氷にするための道具としては

冷凍庫
氷+食塩
ドライアイス
液体窒素

があり、それぞれがマイナス何度なのか、など質問形式で聞いたところ、手を挙げて元気よく答えてくれました。
(実際には冷凍庫→-18℃、氷+食塩→-15℃、ドライアイス→-78℃、液体窒素→-196℃)

今回の実験では、純粋な水ではない液体(オレンジジュースとココアジュース)をアイスにする場合は、更に低い温度が必要になるという事を前提に、『氷と食塩』『ドライアイス』を使ってアイス作りを体験しました。

まずは、オレンジジュースをシャーベットにする実験からスタート。
大きなボウルに氷を敷き詰めて、食塩をかけ0度以下になる状態を作り、その上にオレンジジュースを入れた小さなボウルを置いてくるくる回すという実験です。
回していると、オレンジジュースの外側と内側が白くなってくるので、そのタイミングでスプーンを入れるとシャーベットになりました。
シャーベットにするにはかなり早い回転が必要になり、最初はなかなかシャーベットにならなかったのですが、2回目は回すコツを掴んで10分以内で手早く作れるようになりました。

続いてはドライアイスを使ってココアジュースをアイスにする実験です。

ココアジュースの中に塊のドライアイスを入れるとボコボコと泡がでる状態になり、ドライアイスをかき混ぜると、みるみるうちに濃厚なココアアイスになりました。

どちらの実験も学びながら美味しく食べられる、楽しいな実験となりました。