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京都大学桂キャンパスで 学外サイエンス学習を実施

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 京都大学桂キャンパスで 学外サイエンス学習を実施しました。
 2月1日(木)の午後、高校1年生39名の生徒が京都大学の桂キャンパスに出向き、工学研究科都市社会工学専攻地殻環境工学講座の後藤忠徳先生によるご講義をCクラスタで拝聴し、その後、Bクラスタの無響室と船井記念講堂を見学させていただきました。現地ではキャンパスの広大さと建物の大きさに圧倒されながら講義室に入り、後藤忠徳先生より、工学部地球工学科についてご説明いただきました。桂キャンパスと他のキャンパスのロケーションのお話から始まり、どのような研究部門があるかに加え、学生数に比して教員の数が圧倒的に多く、きめ細やかな研究指導が可能になっていることなどをご説明下さいました。
 後藤先生のお話の後、Bクラスタへ移動し、無響室と船井記念講堂を見学させて頂きました。まず、無響室は何のためにあるのかを質問されて、生徒たちは大いに戸惑いましたが、先生の解説には興味津々の様子でした。また、船井記念講堂では、京都大学でノーベル賞と数学のフィールズ賞を受賞された方々の業績と論文が展示されてあり、その展示に見入りました。
 最後に、再び後藤先生からまとめのお話を頂きました。電気探査の仕組みわかりやすく説明して下さった他、「見えないものを見ることの重要性と意義」、「学習と研究の違い」、「研究には普段学校で学んでいるどの科目もきっと役に立つこと」、「今の勉強にベストを尽くすことの大切さ」など、生徒たちに熱く語りかけて下さいました。生徒たちも、休憩や移動の合間に後藤先生に活発に質問をし、疑問点を解決していました。高校ではなかなかできない体験を、学部を飛び越えて研究科で経験させていただき、進路を考える上でも非常に役に立つ、有意義な研修となりました。