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財務省による「財政教育プログラム」を実施

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 高校2年生文系生徒を対象に、財務省による「財政教育プログラム」を実施しました。
 7月24日(火)、高校2年文系生徒を対象に、「現代社会」の補習授業の一環として、「日本の財政について~自分の将来のために日本の未来を考える~」をテーマに「財政教育プログラム」を実施しました。
最初の20分、財務省近畿財務局奈良財務事務所の講師の方から、日本の財政状況についてお話を伺いました。その後、グループにわかれ、国民の受益(社会保障支出)と国民の負担(税金と社会保険料)のバランスをどのようにとっていけばよいか、主要国と比較しながら、資料をもとに討議しました。そして、改革のテーマを決め、ボードに改革プランをまとめました。
最後に、各グループがプレゼンテーションを行い、専門家である近畿財務局の方々から質問・講評をいただきました。合わせて120分の長丁場になりましたが、生徒たちは「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」ができたのではないかと思います。
 2022年度から実施される高校の新学習指導要領では、主権者教育の充実を図る必修科目「公共」が新設されます。「公共」では、「この科目の内容の特質に応じ,学習のねらいを明確にした上でそれぞれ関係する専門家や関係諸機関などとの連携・協働を積極的に図り、社会との関わりを意識した主題を追究したり解決したりする活動の充実を図るようにすること。また、生徒が他者と共に生きる自らの生き方に関わって主体的・対話的に考察、構想し、表現できるよう学習指導の展開を工夫すること」が求められます。今後とも先を見通しながら、このような学習活動を充実させていきたいと考えています。人事異動の直後にもかかわらず、プログラムを実施していただきました財務省近畿財務局奈良財務事務所の皆様方に改めて御礼申し上げます。