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第3回SS出前講義を開催しました

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 9月21日(金)、視聴覚室にて、高1生と高2生を対象にした第3回SS出前講義「化学と生物、そして社会の接点」を開講しました。講師は大阪教育大学の片桐昌直先生です。
 まず、先生の自己紹介に始まり、次に今回のテーマである、生化学について生物と化学の合体であることを説明されました。そして、生化学の実例として、今日は「酵素」について取り上げると述べられました。「消化酵素は膵臓でつくられるが、膵臓そのものは消化されない理由」や「薬の体内動態において、飲んだ薬をどのように排出するか」など、生徒にとって身近でわかりやすい例が次々に挙げられ、理解が進んだようです。また、ノーベル賞と酵素の関係について触れ、「酵素の基本を理解するために、高校では幅広く理科の勉強をしてほしい」という思いを述べられました。
 講義の後は、質疑応答の時間が設けられました。「研究を始めるときは、それが気になるから始めるのですか? それとも、役立ちそうだから始めるのですか?」や「特許出願における、管理とは何をするのですか?」など生徒たちは疑問に感じたことを質問し、先生が答えてくださいました。講義の開始前に松尾孝司校長が繰り返し述べられたのが、「本物に出会うこと」の大切さです。一流の研究者の方との出会いは心に刻まれたと思います。