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ストップ温暖化「匠の知恵」ツアーが本校で開催されました

 

 

NPO法人奈良ストップ温暖化の会(NASO)が主催し2007年~2009年の3年間開催されてきた「匠の知恵」コンテスト。延べ144件の取り組みが集まり、昨年は本校の科学部生物班も環境活動賞を受賞しました。今年は環境教育や地球温暖化防止活動に関心のある多くの団体・個人が交流し、連帯を深めていけるよう環境フェアや交流会を企画。その一環として本校で12月18日「匠の知恵」ツアーが開催されました。ツアーには17名が参加。約12haの敷地内に広がる学校林(里山)を科学部生物班の生徒たちが案内しました。

本校では、生徒が中心となり、環境整備計画を10のエリアに分けてすすめてきました。当日は里池や沢、湿地を作り水生生物が生息できる環境作りや、里山を利用し循環する自然の仕組み、ムヨウランやツルリンドウなどの希少植物などを案内しながら学校林を歩きました。参加者からは「子どものころはよく山の手入れをしていたよ」とか「松の年齢の調べ方しっとるか?」など教えていただくこともあり、新たな発見がありました。

その後、NGプラザ屋上にあるソーラーパネルを見学。教室では校内に流入する3つの沢の水質調査を行い、本校の取り組みを紹介しました。

「多くの方々との交流は、様々な視点が生まれ可能性が広がります。また人をご案内し、人前でお話をするという経験は生徒たちにとっても貴重な経験となりました」と澄川先生。
生徒たちは「つたない説明を真剣に聞いてくださりありがとうございます。また沢山の知識を教えていただけて勉強になりました」と有意義に1日を終えたようです。