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大学サイエンス出前講義で大阪教育大学の生田先生講演

 

 
大阪教育大学准教授で比較形態学、分子遺伝学が専門の生田享介先生をお招きし、第2回大学サイエンス出前講義を開催しました。

今回のテーマは「新しい生物の分類と進化」。
生田先生は最近の生物の分類と、遺伝子についての研究結果を解説。“藻類”を例に挙げながら、学校の教科書にも登場する「5界説」は、実は現実にそぐわないと説明しました。

最後に受講した約80名の高校生全員に「鳥は飛ぶために羽を持ったのか?」「キリンの首はなぜ長い?」と問いかけ、「○○のために○○になった」というだけで片付けない、生物学的、科学的な考え方についても説明してくださいました。

限られた時間での講義でしたが、生徒達には、研究の成果で教科書の記述にも変化があることを知る、貴重な体験となったようです。

次回は9月21日(火)、「光と仲良くできる分子について」をテーマに予定しております。