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全国学校ビオトープコンクールにおいて国土交通大臣賞を受賞しました

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本校では、矢田丘陵の中腹という恵まれた自然環境を活かし環境教育・活動に取り組んでいます。去る2月11日、全国学校・園庭ビオトープコンクール2011(財団法人日本生態系協会主催)で上位5賞に選ばれ、国土交通大臣賞を受賞しました。

5年前から生徒らの手で荒れた里山を整備し、持続的な循環型の里山を再現することで、「シュンラン」など多数の絶滅危惧種が回帰しました。生徒の環境教育活動だけでなく、郷土の共有財産として、県内小学生と保護者らを招待するなど、地域との交流の場として活用しています。このことから人と自然が共存するまちづくりにつながると評価されました。

科学部生物班の尾原圭君(高2)は、「荒れた山を一から整備し、苦労もありましたが、評価され、続けていく気力になりました。後輩に引き継ぎ、ますますの研究を願っています」と喜びの声が聞けました。今後、学校ビオトープ普及のためのモデルとして本校の取り組みが全国に紹介されます。