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高校1年生 学外サイエンス学習 ~ 京都大学工学部桂キャンパス

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2月18日(月)午後、高校1年生32名はSS基礎の授業として、京都大学工学部桂キャンパスで学外サイエンス学習を行いました。ご担当の先生は本校の卒業生であり、工学研究科社会基盤工学専攻資源工学講座で、応用地球物理学がご専門の後藤忠徳先生です。

先生の研究室では、電波や音波、地震波などを地下に発し、その物理的振る舞いから地下の構造を探る物理探査技術の研究・開発などが行われています。

まず私たちは、地震計・地下に電波を発してその反射から地下構造を探る地下レーダー・大型水槽の中に置かれた小さな物体の位置などを超音波の反射から探り当てる実験装置などを見学しました。実際に生徒が地下レーダーを操作して床下の構造を探るという体験もさせて頂きました。装置を床に這わせるだけで床下の構造が分かることに生徒達は興味津々でした。

それから院生室を見学させて頂いた後、後藤先生から地球工学科の紹介と就職最前線についてお話しを頂き、あわせて地球工学科4回生の石倉一樹さん(本校卒業生)から研究テーマや一日の過ごし方などについてもお話しを頂きました。

そして最後に、後藤先生から「地下を見る・診る・観る技術」と題し、電波や音波、人工地震波などを用いて地下を探る物理探査について、具体的な探査結果などを交えながら説明して頂きました。

地下探査技術だけでなく、地球工学や就職、研究室の様子までも知ることができ、生徒達は充実した時間を過ごしました。