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SS基礎学外サイエンス学習 神戸大学理学部素粒子論研究室・粒子物理学研究室

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9月30日(月)と10月3日(木)の午後、それぞれ41名と40名の高校1年生が神戸大学理学部の素粒子論研究室と粒子物理学研究室でSS基礎学外サイエンス学習を行いました。

まず、素粒子論研究室では坂本眞人先生から「素粒子と宇宙」についてご講義をいただきました。講義では、「素粒子を知ることは宇宙を知ることにつながり、宇宙を知るためには素粒子を知る必要がある」ということや、つる植物や巻き貝・光学異性体など、生物や化学における「左右対称性」を概観した後、「粒子・反粒子対称性」について学び、「対称性の破れがこの宇宙を創った」という大変興味深いことを教わりました。

それから生徒たちは、粒子物理学研究室の越智敦彦先生と竹内康雄先生に研究室を案内していただきました。研究室では、「暗黒物質」を見つけるための最先端の研究と、そのために必要な装置の開発・製作などについて教えて下さいました。

最後に、素粒子・宇宙物理学実験で広く用いられている光センサー「光電子増倍管」の実物を見学し、その性能のすごさと大きさに驚かされました。

今回、受講生徒に実施したアンケートでは「難しい内容ではあったが、興味が湧きとても面白かった」という感想が目立っていました。これでまた「素粒子」が将来の進路の選択肢に加わったのではないでしょうか。