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学外サイエンス研修 大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センター

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 11月18日(月)と11月25日(月)の午後、高校1年生計61名が2回に分かれ、大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センターへお邪魔し、学外サイエンス学習を行いました。

 大阪府寝屋川市木屋元町の淀川堤防道路にバスを停車し、淀川の様子を見ながら、18日(月)は太間排水機場の会議室へ、25日(月)はセンターまで歩きました。最初に、主幹研究員 上原 一彦 先生の「生物多様性の保全とセンターの業務」に関するご講義を受講しました。ご講義の最後には、この淀川のワンドに生息するコイ科の天然記念物魚類イタセンパラを保護するために、先生が設立された市民ネット、イタセンネット活動の紹介がありました。

 後半のセンター内見学は本館の展示水槽に移動し、数十匹のイタセンパラの成魚に対面しました。まだ婚姻色を残しているオスの美しい姿を実際に見ながら、産卵行動のビデオを鑑賞し、その不思議な生態に生徒達は驚いていました。残りの時間は、他の琵琶湖淀川水系の淡水魚の紹介や飼育池を案内していただき、淡水魚の生物多様性保全に多くの研究者や市民が関わっていることを学び、センターを後にしました。