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第7回SS出前講義 「冬の星空で探る星の一生(大阪教育大学訪問)」を開催

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 2月15日(土)に、高校1年生43名が大阪教育大学の柏原キャンパスにお伺いしました。SS出前講義は通常校内で開いていますが、今回は天体観測のために大学にお邪魔しての実施となりました。毎年天文学の講義と天体観測の実習を併せてお願いしていますが、残念ながら今年は悪天候のため観測実習は実施できませんでした。

 前半は、大阪教育大学の松本桂先生に「冬の星空で探る星の一生」というテーマで講義をいただきました。太陽をはじめとする恒星が核融合によって光と熱を発していることを、天文学研究の歴史を追いながらお話いただきました。さらに夕食をはさみ、「主系列星から赤色巨星、さらには白色矮星へ」という、恒星のたどる一生について講義をいただきました。星の寿命と光度・質量との相関関係や、様々な元素の恒星内での生成など、興味深い話をお聞かせいただきました。

 後半は、2つの班に分かれて、観測ドーム・51cm天体望遠鏡の見学と、大学院生の方々の研究テーマに関する講義の拝聴とを交互に行いました。

 生徒には、日常生活のスケールを超えた宇宙という大きな世界へ思いを馳せるよい機会になったことと思います。また、学校を離れて大学の施設で講義や見学を体験し、学生食堂での夕食まで経験できたことは、生徒が大学生活や学問への関心を抱き、自らの進路について考えることに役立ったのではないかと期待しています。