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第34回卒業式を挙行しました

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県内のトップを切って、第34回「奈良学園高等学校卒業式」を挙行しました。卒業生195人は、森本重和校長から一人ひとり卒業証書を受け取り、次のステージに向け決意も新たに学び舎を巣立ちました。

森本校長は式辞で、ノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんについて、命を奪われそうな体験をしても自分の使命を果たそうとする高邁な意思に心打たれると紹介し、「長い人生には楽しいこともあれば、挫折や困難な壁にぶつかることもあるはず。その時には、象徴的な意味でマララさんを思い出してください。どんな困難も乗り越えていこうとする勇気が湧いてくると思う」とエールを送りました。

西川彭理事長は「友や恩師などいろいろな人に出会えたことは、一生の宝物になったはず。思い出を作り、学びを深め、教養も豊かになった。これから次のステージを求めて、夢と希望を失わずスタートを切ってほしい。そして、グローバルな人間になるべく努力してほしい」と激励しました。

卒業生を代表して植田康大くんが「6年間を振り返ってみると、人格形成の一助、自分自身の"かたち"探しだった。奈良学園で培った思考力と実践力とを持って、焦らず着実に、社会の一員としての責務を果たしていきたい」と答辞を述べ、お世話になった恩師や家族、友人に感謝しました。

また、高校3年間の皆勤者に「皆勤賞」、文系・理系・医進コースの成績優秀者に「至誠力行賞」、理数コースの成績優秀者に「私立高等学校連合会会長賞」をそれぞれ授与し、その努力を称えました。

閉会後、今年も卒業生による感謝のパフォーマンスが行われました。「ちょっと待ったぁー」の掛け声とともに卒業生全員が起立すると、恩師一人ひとりの名前を大きな声で呼び、思い出を述べました。そして、最後に保護者席に向かい「いつもお弁当を作ってくれてありがとう」などといった感謝の言葉を伝えました。

本校では、国公立大学二次試験対策に集中できるようにと、毎年この時期に卒業式を行っています。卒業生は、明日から気持ちを切り替え、新たなステージを目指し臨みます。