中学校卒業式と終業式を実施
今日(3/20)は、中学校３年生の卒業式と全体の終業式が行われました。式辞の中で、校長はニック・ブイチチさんの話をしました。概要は次のようでした。
「彼は、現在３３歳ですが、両手・両足が無いという障害を持ってオーストラリアに生まれました。１０歳の頃、自分の将来を悲観して、二度、自殺しようとしました。しかし、自分の死を悲しむ両親の顔が思い浮かび、思い止まりました。」
「それ以降、彼は自分に無いものは気にせず、あるもの（胴体と小さな足に二本だけ指がついています）を生かそうと考えを変えました。
今では、サーフィン、釣り、パソコン、携帯電話などを、足の指と胴体を使って、彼流のやり方でやってのけます。そして、自分の前向きな生き方を、全世界の人に伝えようと考えて、４４カ国で２０００回くらい講演しています」
「彼のブログにはこう書かれています。
I am thankful to have been born 30 years ago with no arms and legs.
（私は、３０年前に両手、両足無しで生まれたことに感謝している。）この言葉だけでも、圧倒されるような素晴らしさを感じます。」
「彼の動画（下記参照）を見て、直接感じてほしいと思います。また、著書（上の写真）も出版されています。因みに、彼の奥さんは、日本人です。
彼の生き方、メッセージから、私達は多くのことが学べると思います。」