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エンシュウムヨウラン調査を実施

  • エンシュウムヨウラン調査を実施
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矢田の丘里山支援チームと現役生徒によるエンシュウムヨウラン調査を実施しました。

昨年まで「ムヨウラン」だと思っていた学校林の腐生植物は、OBの京都大学農学研究科の末次健司先生により、奈良県初記録種の「エンシュウムヨウラン」であると同定されました。

5月9日(土曜日)、このエンシュウムヨウランの観察会と第一回総会が行われ、計14名が参加しました。
朝から雲行きが怪しく、一時は開催が危ぶまれましたが、無事時間通りに開始。

エンシュウムヨウランは地面に落ちた木の枝などと見分けるのが難しく、苦戦しましたが、本物を見つけるとやはり気分が高ぶりました。

10時過ぎに山に入りましたが気づけば2時間以上経っていて、時が経つのがあっという間に感じられました。
結果的に、100株以上のランが確認されました。絶やさずこれからも大切に守っていきたいと思います。

そして昼食後、エンシュウムヨウランを調査している現役の高1、高2生6人と顔合わせ。高校生が午前中に私たちが印をつけたランの個体調査をしてくれたので、私たちはその手伝いをしました。

これまでの環境研修でも顔を合わせたことのある生徒や「初めまして」の生徒など、様々な生徒がいましたが、みんな熱心に楽しんでやってくれました。

その後、チームの総会を開き、里山支援チームの今後について話し合いました。
先輩方からも様々な意見を頂き、とてもためになりました。まだまだ改善すべき点も多いですがより良いチームにしていきたいものです。

このように母校の素晴らしさを実感出来た、充実した良い1日となりました。