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第1回奈良学塾「里山の森を育てるクラブ―入門―」を開催

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奈良県が取り組む「奈良県 山の日・川の日」にちなむイベントの一環として、県内の小学生とその家族を対象に、平成27年度SSH事業・第1回奈良学塾「里山の森を育てるクラブ―入門―」を開催しました。
校地内にある里山で昆虫採取行い、昆虫の名前と特徴を確認しながら、自然の大切さを感じていただく内容です。

当日、参加者20組約50名の皆さんは7グループに分かれ、本校の卒業生で組織する「矢田の丘里山支援チーム」やSSH系の生徒によるTA(ティーチングアシスタント)と一緒に、昆虫採取に出かけました。

里山でセミやヒグラシの鳴き声が響く中、子どもたちは虫取り網を手に夢中です。そして、「矢田の丘里山支援チーム」のメンバーから、捕まえたトンボのオスとメスの見分け方などを教わっていました。

教室に戻ると、和歌山大学システム工学部教授の養父志乃夫先生から、採取した昆虫の名前を教えていただきました。
皆さんが採取された昆虫は、チョウの仲間のキアゲハ、トンボの仲間のオニヤンマ、オオシオカラトンボ、昆虫の仲間のコメツキムシ、ミヤマクワガタ、バッタの仲間のヤマトフキバッタなど、約30種にも上りました。

最後に、カブトムシのプレゼントがあり、子どもたちは大喜び。スタッフがカブトムシの飼育と採取した昆虫について「最後まできちんと飼ってください。できないと思われたなら、採取した場所に戻してください」と話して、今回のイベントを終えました。

参加した小学生から「里山に憧れていて、参加して楽しかったです、たくさんの虫と、鬼ごっこしているみたいでした。カマキリを見つけました」と笑顔で話していました。