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「極低温の世界」を研修(神戸大)

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10月22日(木)、高校1年の36名が神戸大学理学部に学外サイエンス学習に行きました。
「液体窒素を使って極低温の世界を遊んでみよう」という演題で、物理学科の菅原 仁先生の超伝導の講義を受講しました。

絶対温度、オームの法則など学校で習った内容なども丁寧に復習していただきながら、最終的には超伝導の理論(BCS理論)という大学院生レベルのお話もわかりやすくしていただきました。

また、目の前で液体窒素を使った実験を見せていただき、超伝導の不思議な世界を体感することができました。

超伝導を応用した技術はすでに私たちの生活で使われており、今後ますます発展していくが、まだまだ未知の部分もあり、新超伝導物質の開発と研究が必要であることを教えていただきました。

研究を重ね新たなものを発見することの面白さや研究することで社会貢献ができることを生徒たちは感じていたようです。

講義が終わってから、液体窒素を使った実験を生徒たち自身でさせていただきました。超伝導という不思議な現象を実際に体験でき、生徒たちは大喜びでした。大学の講義も経験でき、生徒たちにとって大変有意義な研修になりました。