ニュース&トピックス

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JICA国際協力出前講座を実施(中2)

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本校中学2年生は、2月16日(火)の第4限「道徳」の時間に、JICAの国内協力推進員の永井妙実氏と元青年海外協力隊員である則岡紗欧里氏をお招きしました。お二人からは、「私たちにできる国際協力とは?」と題し、JICAの概要と青年海外協力隊員としての活動体験を通しての異文化理解と国際協力についてお話しいただきました。

まず、日本が東海道新幹線や東名高速道路の建設時に海外から6兆円もの支援を受けており、その返済が1990年まで続いていたことを教えられ、生徒たちは日本が海外支援を行う必要性を身近に感じたようです。

また、則岡氏のフィジーでの活動体験談から、フィジーでの老人介護に対する考え方と日本の実情との違い、食べ物を進んでシェアーするという習慣、異人種が同じ社会に共存する面白さなど、一つ一つのお話しが生徒には大きな刺激になったようです。

講演会終了後も活発に質問が行われ、「日本は難民を受け入れるべきか」や「言葉の壁を乗り越えて現地の人々の気持ちに寄り添うためには何が必要か」など鋭い質問が講演者に投げかけられました。

講座の締めくくりとして、ユニセフへの寄付、ゴミは出さない、身近な人に優しく接するなど、国際協力に繋がる活動は日本にいても可能であることなどを知り、生徒たちにとっては国際協力に積極的に関わる良い動機付けになったと思います。