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第2回環境研修を実施(中1)

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2月26日、中学1年生とその保護者を対象に「第2回環境研修」を行いました。講師は和歌山大学・システム工学部の養父志乃夫教授です。
またTA(ティーチングアシスタント)として本校の卒業生で組織する「矢田の丘里山支援チーム」、和歌山大学生計14名、本校の高校2年生SSH系生徒10名も参加し、後輩たちをリードしました。

最初に森本校長から「奈良学園は、自然の中にあり、里山が学校の敷地にあります。つまり環境研修が学校の中で出来ます。今日は、多くの事を学ぶきっかけにしてほしいと思います」と挨拶がありました。

森の教室へ行く前に、養父先生が植菌前のホダ木とシイタケを収穫した後のホダ木を生徒に持たせました。シイタケを収穫した後のホダ木が、あまりにも軽くなっていました。養父先生は、「これは木の養分がシイタケに吸われて軽くなっているのですよ。それだけシイタケには木の養分がいっぱい含まれているのです」と説明されました。

その後、1クラス4班に分かれて、「風力発電&ソーラー発電見学」と「シイタケ植菌体験」を実施しました。
風力発電装置は、飛行機の翼が揚力を利用して飛ぶのと同じ原理です。わずかな風をつかまえて効率よく発電用プロペラが動きます。プロペラの回転は発電機のタービンを駆動させ、電気を生み出す仕組みになっています。

「シイタケ植菌体験」では、ホダ木に穴を開けシイタケの形成菌カプセルを埋め込みます。中学2年生の秋、中学3年生の秋、もしくは春先に収穫を行い、植菌後3年目には、シイタケは大豊作となるとのお話でした。
ホダ木に使われるコナラは成長しやすいとか、原木で栽培されたシイタケは高級品であるといった話などもありました。