１０月４日（火）に本年度の生徒会役員を選ぶ立会演説会とその選挙が行われました。生徒会役員は、生徒会長、中高副会長、中高書記、中高会計委員、中高選挙管理委員で成り立っています。本校では、毎年この時期に全校生徒の投票によってこれらの生徒会役員を選出しています。

生徒会長には、高校１年生の２名が立候補しました。一人は、校訓である至誠力行の意味を力説した上で、文武両道の「武」の意義を部活動にとどまらず文化祭活動や生徒会活動に求め、充実した学校生活を送るためにはそうした文武両道を実践していくべきだと訴えました。もう一人は、アメリカ大統領選挙でのヒラリー・クリントン氏の演説を引用し、学校生活には「愛」が必要だと訴えました。
会長候補以下の演説においても、各候補者とも、熱意を持って、奈良学園をよりよくしていくにはどうすればいいのかについて自分なりの提案をしました。

演説会の後、各教室に分かれ投票が行われました。
開票は選挙管理委員の手によっておこなわれ、午後６時過ぎに開票結果が張り出されると、下校する生徒たちも足を停めて興味深そうに結果を確認していました。

新しく選出された生徒会役員のみなさんには、投票してくれた人たちの１票の重みに感謝しつつ、生徒一人ひとりが充実した奈良学園での学校生活を送れるよう１年間の役務を全うすることを期待しています。